今日は一人で保育園の保護者会に行ってきました。何か子供も大人も成長は同じく一歩ずつなんだなって感じました。周りから「お父さん」と呼ばれることにも慣れてきましたがまだまだだな感じている今日この頃。あと一ヶ月。待ち遠しいな。
では今日も映画の話にお付き合いを!
「ガンシャイ」2000年 米 101分
監:エリック・ブレイクニー
出:サンドラ・ブロック、リーアム・ニーソン ほか
長年の過酷な捜査に限界を感じ、引退を望むおとり捜査官の苦悩と葛藤の日々を、女性看護師との恋の行方とともに描いた異色コメディ。
オススメ度:★★★★☆
コロンビアの麻薬組織とイタリアンマフィアのマネーロンダリングの現場を押さえるために頑張る捜査官だが、一方で恐怖心に苛まれセラピーでグループ・カウンセリングを受けている。その二つの現実の乖離を面白く描いている。まぁおとり捜査ってのは危険だし絶えず疑心暗鬼だと思うから、よっぽど精神力が強くないと勤まらないだろうね。そんな捜査官の内情を見事にリーアム・ニーソンが演じているので、何故クレジットではサンドラ・ブロックが上なのか解せない。もの凄くではないけどコンパクトにまとまった良作。
「ノン子36歳(家事手伝い)」2008年 日 105分
監:熊切和嘉
出:坂井真紀、星野源 ほか
人生に行き詰まった30代女性の葛藤を、映画界で活躍する坂井真紀が好演。「青春☆金属バット」で組んだ熊切和嘉監督とのコンビ第2作で、生々しい濡れ場に体当たりで挑戦している。
オススメ度:★★★☆☆
売れない芸能人が田舎に出戻ってふて腐れた生活を送っていた。類は友を呼ぶというかそんな彼女の周りに集まるダメ人間達の人間模様を描いたドラマ。堕落し自暴自棄になった芸能人。これまた燻るには良い具合の何もない田舎町。みんな自分が生きるので精一杯なのか自分勝手な生き方。何だか救いのない悲しいが妙にリアルに感じられる人間ドラマですね。坂井真紀の激しい濡れ場は見物です。
「警察署長ジェッシイ・ストーン 影に潜む」2005年 米 87分
監:ロバート・ハーモン
出:トム・セレック、ミミ・ロジャース ほか
人気ハードボイルド作家ロバート・B・パーカーの原作小説を映画化。平穏で小さな町を舞台に、続発する無差別殺人事件をめぐって容疑者とベテラン警察署長が繰り広げる熾烈な駆け引きをスリリングに描いたクライム・サスペンスのシリーズ第1弾。
オススメ度:★★★★☆
警務署員が4人しかいない田舎町の警察署長が遭遇する様々な事件を描くシリーズ。今回は突如起こった無差別殺人事件。犯人は明らかに都会からやってきた不審な夫婦と思われるが...サイコな犯人との駆け引きを描くサスペンス。このシリーズは何となく懐かしさを感じるハードボイルドなドラマ。酒を辞められず、女房には逃げられ、しかし女性にはもてるという昔流行ったキャラ。しかも署長の任命権は町議会が握っているので署長といっても中間管理職みたいな感じ。だから少し親近感を持てるのかな。今回は最後までサスペンスを維持していて楽しい作品です。
「警察署長ジェッシイ・ストーン 訣別の海」2007年 米 89分
監:ロバート・ハーモン
出:トム・セレック、キャシー・ベイカー ほか
人気ハードボイルド作家ロバート・B・パーカーの原作小説を映画化。平穏で小さな町を舞台に、未解決事件を再捜査し長年隠されていた事件の真相に迫っていくベテラン警察署長の活躍を描いたクライム・サスペンスのシリーズ第4弾。
オススメ度:★★★☆☆
警務署員が4人しかいない田舎町の警察署長が遭遇する様々な事件を描くシリーズ。今回は交通違反ぐらいしか事件のない暇な署長が古い未解決事件を掘り起こしてきて意外な真相にたどり着くというサスペンス。謎解きがメインではあるがこの日々の些末な出来事に上手く対処できないでいる署長の不器用さも売りなんだよね。たった3人しかいない部下の一人とは完全に口も聞かないほど仲が悪いし管理職としては失格なんだけどね。
「警察署長ジェッシイ・ストーン 薄氷を漂う」2009年 米 87分
監:ロバート・ハーモン
出:トム・セレック、キャシー・ベイカー ほか
人気ハードボイルド作家ロバート・B・パーカーの原作小説を映画化。平穏で小さな町を舞台に、ベテラン警察署長が自身も巻き込まれた銃撃事件と7年前に発生した幼児誘拐事件の真相に迫っていく姿を描いたクライム・サスペンスのシリーズ第5弾。
オススメ度:★★☆☆☆
田舎の警察署で起こる日々の出来事を描いたシリーズ。とうとう署員も3人になっちゃったけど相変わらず交通違反の取り締まりがメイン業務の寂れた署。そんな中、署長は州警察の刑事と共に銃撃事件に巻き込まれる。シリーズでも一番ショボい内容だね。特に若手の新米署員が危篤状態から戻ってから何となく神懸かり的な推理力を身につけるって展開はもはやファンタジーな世界。推理も中途半端だしもうそろそろこのシリーズも潮時なのかも。
「ママ男」2007年 米 94分
監:ティム・ハミルトン
出:ジョン・ヘダー、ダイアン・キートン ほか
30代目前になっても実家暮らしで母親に甘えているマザコン男が、母の恋人の出現と、ある女性との出会いをきっかけに自立していく姿を描いたコメディ。
オススメ度:★★★☆☆
「俺たちステップ・ブラザース」でもそうだったけどパラサイト・シングルってやっぱ何処でも問題なんですね。幼いときの父親を亡くしたせいか母離れ・子離れできない母子の元に現れた母の新しい恋人。母を取り合い二人の男が戦うコメディ。30にもなって親元を離れないで暮らしていると世間的にはこんな風に見られるんですね。ボクは若干当てはまらないけど似たようなものなのかな?にしてもこのボクちゃん酷いです。まともな仕事も出来ないし精神的だけでなく物質面でも自立できていない。でも憎めないキャラ。なかなか楽しめるコメディです。
※映画の紹介文は一部「
STAR CHANNEL(http://www.star-ch.jp/)」「
日本映画専門チャンネル(http://www.nihon-eiga.com/)」より引用しています。